以前、使用レビューを書いたSKYNのLサイズを購入しました。
SKYNは今のところ、低コスト帯のコンドームの中では最高に気持ちいいコンドームとして自分ランキングに入ってます。3位以内には確実にいますね。
今のところ暫定1位王者であるサガミの0.01mmに勝るものはないんですが、SKYNは気持ち良さの質がちょっと違う感じです。
以前はレギュラーサイズのSKYNを買って使ってみたんですが、若干キツイかな??という印象があり、Lサイズがずっと欲しかったんですよね。
レビューから半年くらい経ち、Amazonを開いたところ『ラージ』という文字があるではありませんか。
僕はずっとLサイズを愛用してきたので、SKYNもLサイズのほうが合うんじゃないかなと思い、再度サイズを変えて購入してみました。
最強のゴム、SKYN premium
あらためてSKYNの魅力を語っておこうと思います。
SKYNはプニプニした感触が特徴的で、薄さの面でのメリットは感じませんが密着感が良いために気持ち良いコンドームです。
サガミオリジナルやオカモトゼロワンなどのポリウレタン系のコンドームは伸縮性の無さから装着感が悪く、使用する前に男性側が萎えてしまったりする弊害がありました。
その点SKYNは手術用手袋に使われているポリイソプレン(PI)素材を使用していて素材そのものの伸びがいいため、スルスルとスムーズに装着することができます。
装着感でいえば、
SKYN>オカモトゼロワン=サガミオリジナル
になり、装着&挿入後の気持ちよさは、
オカモトゼロワン=サガミオリジナル>SKYN
になります。
ただし、気持ちよさの方向性が違うため、好き嫌いが分かれます。
つまり、ピッタリとしたフィット感からくる気持ちよさでいえば、
SKYN>オカモトゼロワン=サガミオリジナル
温もり(熱伝導率の良さ)がもたらす気持ちよさでいうならば、
オカモトゼロワン=サガミオリジナル>SKYN
となります。
SKYNは人肌の温もりを感じにくいけど、その分動かした時に肌に馴染むため、自然でゴワゴワしないといった種類の気持ちよさを得ることができます。
これについては好き嫌いで、どちらが上ということはありません。
僕の場合、予算的な余裕があるならば、サガミオリジナルやオカモトゼロワンのようなポリウレタン系のコンドームを選びます。
しかしそうしたコンドームは1つにつき300円と高く、そうなるとコストダウンを図ろうとし、結果的に『日常で使うのであればSKYNが最強』ということになります。
SKYN Lサイズ開封の儀!
うんちくはともかく、届いたSKYNの箱を開封したいと思います。
こちらがSKYNのLサイズです。
裏面を見てみましょう。相変わらず、黒と金の箱がゴージャス。
中のパッケージもお洒落で高級感がありますね。
取扱説明書など。形状などが明記してあります。
1個を更にズームアップ。
『Large』と明記されていました。ロットナンバーと使用期限も裏側に書いてありました。
SKYN Lサイズを実測
早速サイズ計測に移りましょう。
その前に先端の形状確認から。
先端の精液溜まりの部分はやや大きめに感じられました。
続いて平置き状態での長さです。
口径はこちらです。
Lサイズは従来品より2mm大きいとの表記がされていました。
先端の形状とサイズ感です。
薄さチェックです。透け感はこんな感じです。
膨らませた後、立体形状の計測です。
先端にクローズアップしてみました。滑らかなフォルムが特徴的です。
軽く空気を入れた状態で直径は大体38〜39mmくらいに見えます。
実際に使ってみた
前回とサイズは違うものの、久しぶりにSKYNを使ってみました。
封を切って再確認。やはりプニプニの素材感がたまりません。これがSKYNの最大の特徴でしょう。
レギュラーサイズよりも口径が大きいため、装着感は更に滑らかで、ストレスなく着けることができました。
使用中はズレたり戻ったりすることがないので最後まで行為に集中することができ、やはりこのコンドームのレベルは高いなと。
今回はボルテージMAX状態での使用だったのですが、サイズがちょっとゆるいかな??というのが若干気になる使用感でした。
ひょっとしたら自分の場合はレギュラーで良かったんじゃないかと思います。
他のコンドームでLサイズがジャストな人でもSKYNの場合は小さめでOKでしょう。
若干きつめでもしっかり伸びてくれるので、最初の装着のコツさえ覚えてしまえばレギュラーのほうが感度は増すんじゃないかと思いました。
温もりについてはレギュラーサイズと変わらず。もちろん普通のコンドームよりは上ですが、ポリウレタン系の極薄コンドームには劣る印象でした。
SKYN Lサイズの潤滑剤について
行為には薄さや温もりや装着感だけでなく、潤滑剤が大きなカギを握っています。
滑りが悪いと痛くなってしまったりしてお互いに萎えてしまいますからね。
先ほどの画像で反射している部分がゼリーの塗布されている範囲です。
SKYNのゼリーの塗布は先端から約7cmで、 種類はローション系ではなくオイル系の潤滑ゼリーでした。量は他のコンドームより多くありませんでした。
行為後にパートナーにヒアリングしてみたところ痛みは感じていないようでした。オイル系の潤滑剤は量は少なくても良い仕事をしてくれるのかもしれません。
男性側も変なひっかかりや抵抗を感じることなく最後まで使用することができました。
SKYNラージは何mm?厚さは?
SKYNラージの厚さは公式で0.06mmほどと言われています。
2017年現在、今出ているコンドームは0.03mmクラスが当たり前で、今や標準の厚みが0.02mmに迫る勢いで薄くなっています。
そのためSKYNは厚みではかなり不利なものの、新素材で勝負し気持ち良さを実現しているんです。
実際使ってみても薄さはほとんど感じませんが、伸びはかなり良く、ヘンにヨレたりせずこちらの動きにピタリと追従してくれるところがこのコンドームのスゴいところですね。
SKYNはお試しサンプルもあるぞ
SKYNの公式サイトからお試しでサンプルをGETすることができます。
ただ、この無料サンプルではラージサイズが選べるかどうかはわかりません。
コンドームを配るイベントなんかは過去にありましたが、製造会社の公式サイトでコンドームの試供品ってありそうで無かったので、日本人の健康増進にめちゃくちゃ貢献してますよね。さすが不二ラテックス!
SKYNラージサイズの口コミは?
男性視点の口コミ
『生よりSKYNの方が速い』というおもしろい意見。
小さくて入らないという方も。確実にLサイズ向きの方ですね。
『薄くないけど厚みは感じなくて良い』という意見
ラージサイズはAmazonより楽天が安いそうです。
メガビッグボーイ、ジャストフィットXラージ使いの、いわゆる巨根の方がSKYNも使えるという脅威。
SKYNラージサイズは薬局に売ってないという意見
女性視点の口コミ
貴重な女性の意見がありました。
パートナー共にコンドーム難民の女性だそうです。普段はXLを使っていてLサイズを選んだそうな。
装着のしやすさと挿入の感じはいいっぽい。
総合得点は92点だそうです。
SKYNラージの取扱店について
あらためて、SKYNの取扱店舗について考えてみました。
不二ラテックスのSKYNを初めて使ったのは、僕がコンドームブロガーになりたてのころで、それからコンビニやドラックストアに立ち寄るとコンドーム売場を逐一チェックするようになりました。もうクセみたいなもんですね。
SKYNに関していうと、コンビニで置いているところはほとんどありません。
売り出した初期の頃はドラッグストアでも取扱っているのは4店舗に1店舗くらいでしたが、今は3店舗に1店舗かそれ以上は置いてあります。
レギュラーサイズでそんな感じですから、ましてやLサイズに関しては実店舗ではまだ皆無なため、ラブコスメなどのネット通販での購入が一番効率がいいかと思います。
SKYNのメリットとデメリット
SKYNのメリット
このコンドームは薄さを打ち出しているわけではないので、単純な薄さでいうとサガミ0.01やオカモトゼロワンにはかないません。
また、新素材とはいえラテックス製(ゴム)のため、熱伝導率の面からみてもやはりサガミオリジナルを代表とするポリウレタン系のコンドームには勝てる見込みナシです。
しかし、フィット感という面からの新たなアプローチで装着感の心地よさが格段にアップしているため、まるで素肌のような感動を与えてくれます。
コンドームというのは大きすぎて余ると女性側は痛みを生じやすくなりますし、男性側は感度を損ないます。
コンドームを装着していて気持ちよくないという時によくあるのが、男性の亀頭部分でコンドームが余ってしまっている状態です。
小さすぎる場合は女性側は問題ありませんが、男性側はキツくなり痛みを生じやすいです。
その点で、SKYNは伸びがよく肌にピッタリとフィットしてくれるため、先端で余ったり小さすぎたりということがありません。
SKYNならば他のコンドームに比べてサイズ選びに苦労しないはずです。
『誰でもそれなりの気持ちよさを得られる』というのがこのコンドームの一番大きなメリットです。
手術用手袋と同じ素材を使っているため、避妊具としての安全性も確立されています。
僕はまだ経験ありませんが、ポリウレタン製の極薄コンドームは極まれに破れたりすることがあるようです。
そういった面でも女性に安心してお使いいただけるでしょう。
SKYNのデメリット
万能感のあるSKYN premiumですが、あえてデメリットをあげるとすれば、『温もりの少なさ』でしょうね。
こればかりはゴム素材の限界があるため、どこまでいってもポリウレタンには勝てません。
単純な人肌の温かさの伝わり方の面では不利なのです。
それでも、第二の肌のようなフィット感があり、素材の熱伝導率の悪さをカバーしてくれるあたりは避妊具として秀逸だといえます。
値段は1個あたり120〜130円の間で、レギュラーサイズが1個90〜100円なので、大体20〜30円程度変わってきます。レギュラーに対して2割から3割増といったところでしょうか。
この辺の値段の違いをデメリットに感じられる方がいるかもしれません。
SKYNのレビューを終えて
今回のテストでわかったこと。
気持ち良さは一般的なコンドームに比べて感じられたものの、Lサイズは僕にはちょっと緩かったです。なので、もう一度普通サイズのSKYNを装着してみようかと考え中です。
SKYNのラージはサイズがちょっと大きくなるだけで値段がかなり高くなるし、取扱店舗が少ないためすぐ手に入れることができないのが難点ですね。
普通のサイズならドラッグストアには置いてあるので、急を要する場合にでも使うことができます。
友達夫婦なんかはもっぱら買い置きスタイルで、業務用コンドームの144個入りのものを愛用しているそうです。
一般的にコンドームというのは一度好みの物がわかったらその後は決まったものを使っていて、頻繁に種類を変更するものではないと僕は考えています。つまりは、どこでも買える、どこにでも置いてあるコンドームに最終的には軍配が上がります。
特別な日にポリウレタン系のコンドームを使って温もりを感じあい、日常的にはSKYNを使用するというのが今のところ僕のベストです。
以上、SKYN Lサイズのレビューでした!