三度のメシよりコンドームが頭から離れない、コンドームブロガーのヒラノです。
オカモトやサガミから0.01mmクラスの極薄のコンドームが次々とリリースされる中、圧倒的に女性に指示されているのが、ジェクスから発売されている『グラマラスバタフライシリーズ』です。
さほどコンドームに詳しくない方でも、たいていのドラッグストアに行けば置いてあるので見たことくらいはありますよね?
このグラマラスバタフライのブランドは、あれよあれよという間にコンドーム業界を塗り替え、スタンダード以外にも様々なコンドームが開発されていきました。
その中でも、今回はリアルフィット形状のタイプを試してみることにしました。
音の響きからいってリアルフィットってのが男心を強烈にくすぐってくれますね。
いつもながらこのブランドはデザインが素晴らしく、特に女性がドラッグストアで手に取りやすいソフトなイメージの外観になっています。

グラマラスバタフライリアルはシルバーのパッケージがクールですね。
これは、女性目線で開発されたグラマラスバタフライの中でも「女性が好きな男性に喜んで欲しい」という考えの元、デザインが作られたからでしょう。
それではまずは開封していきます!
グラマラスバタフライリアル・開封
まずは裏側のチェックから。

「薄さを超える、さらなる気持ちよさをふたりに。」

空気を抜かずにすぐ使えるってのはいいですね。
箱はコンドームを取り出しやすい、『きのこの山&たけのこの里スタイル』で、ガバッと開きます。

説明書など。

うーん。デザインが秀逸!

ちゃんと『男性側』の表記もあり、裏表を間違えることがありません。
暗い場所でこれに何度助けられたことか。
個別の袋から中身を取り出してみました。

横から見るとちゃんとリアル形状。わかる人しかわからないかもですが、洋ゲーのスライムのようです。

薄さをチェック。指先の感触では一般的な薄さのようです。

グラマラスバタフライリアルのサイズを実測
次はサイズ計測です。
平置き状態では約17.5cmほどでした。

太さ=口径は48mmほど。

先端の形状も含めたサイズ計測はこんな感じでした。1番先端の部分で25mmくらいでしょうか。

同じく先端部分の長さ計測です。潤滑ゼリーが塗布してある部分から計測しました。

潤滑ゼリーは約5cmほど塗布されていて、充分な量でした。
ゼリーの痕跡を表した『コン択』はこちら。

グラマラスバタフライのゼリーの多さがよくわかります。さすが女性目線で開発されたコンドームです。
続いて、膨らませてみました。

先端はふくらませるとリアル形状になっているのがよくわかります。

男性目線での気持ち良さのレベルは?
実際に相方さんと2人で使用してみました。
男性側からの意見のみでいいますと、ぶっちゃけ気持ち良さは昔からあるラテックス(ゴム製)コンドームとあまり変わりませんでした。
亀頭部分の締め付けがないのは確かにないのですが、どうにもコンドームとして中途半端な印象を受けてしまいました。
ひょっとしたら、初めてグラマラスバタフライを使った時の印象が良すぎたせいかもしれません。
気持ちよさレベルは星5つ満点評価ですと2です。
グラマラスバタフライリアルの装着感は?
装着感は特に悪い印象はありませんでした。
グラマラスバタフライ全てに共通することですが、コンドームのパッケージに「男性側」と表記されているため、行為中のような暗い場所でも間違いなく装着することが可能です。
裏表がわからないと焦ってしまったり間違って着けてしまったりすることがあり、これは避妊の意味でも大変危険です。
特殊形状ということで不安ながらの装着でしたが、先端でひっかかるようなことはありませんでした。
装着がスムーズにいかないときの気まずさって無いですからね。特に30代中盤にもなると、こうしたトラブルがあって萎えてしまったりすることも少なくありません。
その点、コンドームの素材自体の伸びが良く、すんなりと根本まで装着することができました。
グラマラスバタフライリアルの大きさは?
実際に装着したサイズ感は特にキツくもなく、ゆるくもなくといった印象でした。
このあたりは平置き状態で計測したサイズとかけはなれたものではなかったですね。
いわゆる標準的な太さ、長さの男性に向いているサイズといえるでしょう。
グラマラスバタフライシリーズも、特殊形状+Lサイズとか、潤滑ゼリー多め+Sサイズとか、そういったチャレンジをどんどんしていったらいいのになあと思います。
グラマラスバタフライリアルの潤滑ゼリーの量は?
グラマラスバタフライリアルに使われている潤滑ゼリーはやや粘りのあるタイプ。
グラマラスバタフライは全体的に一般のコンドームよりも潤滑ゼリーが多く、特に『ジェルリッチ』は指がベタベタになって垂れるくらい潤滑ゼリーが塗ってあります。
今回使ったリアルも、標準的なコンドームよりは潤滑ゼリーが多かったです。
が、こちらも特別何かに特化しているわけではなく、コンドームとしては中途半端な印象を受けてしまいました。
グラマラスバタフライリアルの素材感は?
コンドームで気になるのが素材感ですよね。
グラマラスバタフライリアルは、いわば基本的なラテックス(ゴム製)コンドームです。
高級コンドーム属するだけあって、従来品に比べてゴム臭さは限りなくカットされているものの、0.01mmに代表されるポリウレタン系コンドームとは一線を画するものです。
そのため、生に近いものを求めるのであればこのコンドームは選択肢から外れます。
また、ゴムアレルギーの方にもオススメできません。
女性目線の使用感
コンドームの避妊具としての安全性や使い心地の良さは男性だけでなく、女性からの意見が非常に大事な時代です。
グラマラスバタフライが大人気コンドームとして売れまくっているように、今後は女性の意見を取り入れないコンドームは市場から消えていくでしょうね。
というわけで、使用後に相方さんに女性目線でのレビューをいただいたので書いておきますね。
精液溜まりが無いので女性的に心地良い
今回このコンドームを使ってみて、特にぬくもり感があるとか、何かがスゴいといったところはありませんでした。
あえて違いを述べるとすると「精液だまりの差がある」だそうです。
一般的な、先端に精液溜まりがあるコンドームの場合、行為後に抜く時変な感じがするらしく、グラマラスバタフライリアルは精液だまりがないことで、コレを解消することができます。
行為のときは出来るだけ最後まで気持ちよくいたいですからね、このあたりは大事な部分なのではないでしょうか。
男性目線では気付くことができませんでしたが、行為を終えてお互いリラックスモードに入るまでの時間をいかに心地よくするかで充実感が決まりますよね。
これは、例えば激ドットのように、刺激的なイボイボがついていて、マンネリしたカップルの『マイナスをプラスに変える』ようなコンドームではなく、『女性に減点されない』ためのコンドームです。
終わりよければすべてよしなので、最後まで大事にする優しさのある男性は精液溜まりの無いリアル形状のコンドームを選ぶといいでしょう。
グラマラスバタフライリアルのメリット&デメリット
メリット
- 精液溜まりが無いため、行為後の女性の不快感が少なくなる
- 平均的なコンドームよりも潤滑ゼリーが多いため、行為中の痛みが少なくすむ
デメリット
- 男性的には気持ちよさが半減
最後に
グラマラスバタフライリアルを使ってみて、思っていたような気持ちよさは得られませんでした。
これは、期待値が高すぎたせいもあるのではないかと思います。
「彼思いの女性に選んでほしい」というのがグラマラスバタフライリアルのキャッチフレーズですが、男性的にはあまり良くないというのがぶっちゃけた感想です。
ただし、精液溜まりが無いことで、女性の不快感を軽減することが出来るという意外なメリットがあり、このあたりはメーカーさんからもっとアピールしてもいい部分です。
グラマラスバタフライには良いコンドームもあるので、今回の失敗にめげずに他のシリーズにもチャレンジしていきます!
ちなみに、グラマラスシリーズを買うなら、女性向けお悩み系通販のラブコスメですとおトクに購入することができます。