無許可のアフターピル販売について、うーーーーん、、、と思ったコンドームマニアのヒラノです。
まず、無許可販売はゼッタイにダメです。法律を犯すのは120%悪いです。
そういった業者の方の場合、利益目的も当然ゼロではないと思います。ただ、話の半分は本当なんじゃないかなと思ってます。なので、法律は120%ダメだけど人としてはどうか?という話し合いの場くらいは設けられてもいいのではないかと。
人間はそうカンタンに快楽から逃れることはできません。美味しい料理を食べてしまったらまた食べたくなってしまう生き物です。つまり、一度セックスの良さを覚えてしまったら二度と戻れません。
だったら、男女ともにいかにセックスを健康にこなすか?というところが焦点になるかと思います。
- 男性も女性もコンドームをつける→これは常識。(最近は女性用コンドームもあります)
- 女性がアフターピルを使う→コンドーム破れや漏れ等の事故時に望まない妊娠から守る
- 男性がパイプカットをする→二度と子供ができないリスクはあるが、妊娠の可能性はほぼゼロ。
確かに、アフターピルには偽物で危ない薬もありますし、輸入品だからといって法外な値段をぼったくる悪質な業者も存在します。だったら早く法整備進めてくれなきゃですよね。
女性が当たり前のようにコンドームを買える世の中になってきたとはいえ、やっぱり、買うのが恥ずかしいってのはあると思うんですよね。
アフターピルも同様で、男性医師から処方してもらうのに抵抗がある女性は多いでしょう。私だって、万が一病気になって女医さんに大事な部分を見せたりするのは超絶抵抗があります。
また、記事にあるように、『ピルは72時間以内に使わないと意味ないのに、すぐに使える状況に無い』というのもまた問題です。
あと、キナ臭いなーと思ったのがコレ↓
WHO(世界保健機関)はアフターピルの安全性を保証しているが、日本産婦人科医会は、体の負担への懸念を理由にOTC化に反対している。
引用:http://news.livedoor.com/article/detail/15965264/
医療大麻の問題なんかでもそうなんですが、WHOがOK出したものを国内ではずるずると先延ばしにして話し合おうともしないんですよね。
確かに、身体への負担はゼロではないとは思います。ただ、一応世界的に認められている機関であるWHOが太鼓判を押しているものをうやむやにしてる感が否めません。
これ、もし既得権益的な物が邪魔をしているとしたら大問題です。個人の健康の権利が誰かのメリットに邪魔されているなんてもってのほかですからねえ。
安全性の高いアフターピルが当たり前の値段で購入できるようになってほしいものです。
現状、個人輸入は自己責任の範囲においては有りだと思っています。
実際私も痛み止めの薬と花粉症のジェネリックを購入して使っています。安くて使いやすいので重宝してます。今回問題となってしまった緊急避妊ピル・i-Pill(アイピル)1.5mgも一箱1,000〜2,000円程度から輸入できます。
海外コンドームの購入でも利用しているオオサカ堂は比較的良心的な価格ですし、今の所商品が届かない等の問題は起きていません。(輸入品は税関で止められるとかのトラブルが多々あります)
※ただし、あくまでも未承認薬ですので、国内では薬として認められていません。また、当記事は使用や未承認薬の転売を推奨する目的ではありませんのでご注意ください。
詳しくは、2019年1月に発表された情報をご覧ください。
医薬品や医療機器、化粧品を営業目的で輸入する場合、厚労相や都道府県知事の承認・許可が必要になる。個人が自ら使用するために輸入する場合は、厚労省局長通知に基づき、地方厚生局に商品説明や医師の処方箋などを提出。他に転売や譲渡しないことを確認した上で、通関時に必要な薬監証明を取得しなければならない。ただ、個人で使用することが明らかな数量(2カ月分など)である場合は、薬監証明を得る必要がない。
引用:https://www.sankei.com/life/news/190106/lif1901060038-n1.html
明らかに個人で使うよー(だいたい2ヶ月分を目安に)ってのが捜査している方にわかるように購入していれば特に問題はないようです。営業目的、転売は絶対にNGです。
個人の裁量で、避妊法やセックスにおいて健康を守る選択肢がもっと増えたらいいなーと思ってます!